【動画定額見放題】ビデオ・オン・デマンド勢への対抗策としてVODを開始って……

「Hulu」や「ネットフィリックス」、アマゾンの「プライムビデオ」そしてエイベックスと組む「ゲオ」の今後

今や何艘来たかわからない黒船「Hulu」や「ネットフィリックス」、そしてアマゾンの「プライムビデオ」。
次々と始まる映像配信に一番危機感を抱いている業界は、レンタルビデオでしょう。

そして、対抗するべく立ち上がったのが「ゲオ」ついに来年2月新サービスをスタートさせます。

これを知らせる、記事の見出しからして驚かされました。「ゲオとエイベックスが提携、『日本初の映像配信サービス』を実現」

え?じゃあ「Youtube」とか「GyaO」って何だったの?と思いながら読み進めると……

ゲオとエイベックスが提携し、映像見放題の定額VODとレンタルを組み合わせたサービスを来年2月から開始する予定、とのこと。

映像配信サービスが日本初ではなく「VODとレンタルを組み合わせたことが」日本初、だそう。わかりにくい!!誰だ、この記事書いたの!!

なぜ店舗網を最大の売りにしないのか

記事によると、VODで配信予定が8万タイトル、宅配・レンタルは24万タイトル。双方を自在に組み合わせたサービスが楽しめる、とうたっています。

料金体系は配信コンテンツ見放題ならば月額590円、契約ユーザーならば追加料金を払うとゲオ店舗や宅配のDVDが格安で借りられる、らしい。

VOD勢に対抗したいのはよくわかりますが、まんまVODで対抗して、ゲオの既存の経営資産がオマケ程度にしか機能していないという、勝負の投げっぷりはどうなのでしょうか。

VOD勢に勝てるのは、店舗網だけなのに。
コンテンツ量はレンタルのほうが圧倒的に多いのに。
なぜそれらの強みを最大限に生かそうとしないのか。

更に、VODのコンテンツの目玉をエイベックスにするという時代錯誤ぶり。
ライトユーザーが数百万人いた20年前ならともかく、なぜ今エイベックスなんでしょうか。それだけ大勢の人々をひきつける力が、エイベックスにまだあるとお思いでしょうか。

ぼくの考えた今後のゲオ♪

全国1,200の店舗網を中心とした戦略をなぜ立てないのかが不思議です。お客と顔を突き合わせるという利点を最大に利用したサービスを考えるべきでしょう。

例えば高齢者に特化したゲオになるというのはどうでしょうか。高齢者はリアル店舗や、顔を見ながらのコミュニケーションが大好きです。

DVDの旧作の品ぞろえは強力に、NHKオンデマンド糞高いんだから、大河ドラマや「映像の世紀」などのドキュメンタリーの品ぞろえを充実させる。アダルトはVODでも予定しているみたいだから、そこは上手。

同時に、あそこに行けば情報関係すべて解決するという「街の電気屋さん」的サービスを拡充する。スマホからPCまですべて面倒をみる。iPhone修理とか、iPad講習会とかやっちゃう。高齢者の集いの場を提供する。

その過程で、VODに勧誘。ハード一式も購入・回線に加入してもらう。また老人ホームなどの施設でVODのグループ契約を狙う。

目玉コンテンツはオリジナルのエクササイズビデオのような、短時間ですぐできるハウトゥものをシリーズ化する。

提携先はエイベックスではなく日本直販やジャパネットたかたで。

オムニチャネルだかなんだか知らないけれど、こちらのほうがよっぽど成功しそうな気がしますがいかがですか?