貸会議室レンタルサービス【スペイシー】急成長の理由とは

細切れのものを、いかに使うかという発想

過酷なことで知られる自衛隊のレンジャー訓練。原生林の中、A地点からB地点といった具合に夜通し行軍を続けるのですが、彼らがその期間中全く寝ないわけではありません。
移動の合間ほんの15分程度空くと、その間彼らは熟睡します。その細切れな睡眠を数回取ることで、夜通し行軍するという無茶を成し遂げるのです。

このように、細切れの時間を上手く使うというのは忙しい現代人にとっても有効。例えば通勤時間などの空き時間を、いかにうまく利用するかが、「できる」ビジネスマンになれるか「凡庸な」ビジネスマンで終わるかの違いを生むのです……。
細切れを活用するスペイシー、急成長中
怪しい英語教材のセールストークみたいな書き出しですが、いっていることは間違っていないと思います。

細切れのスペースの活用を提案する【スペイシー】急成長中

使いようがない細切れの時間に価値を見出し、上手く活用するというのは、大切なことです。
昔からチリも積もれば……なんていいますし、細切れ肉の調理法はクックパッドでも人気のコンテンツですから。
さて、細切れの時間ではなくて、細切れのスペースを活用する仕組みを考えて、急成長中なのが「スぺイシー」。
利用者数は創業以来たった2年、今年1月で累計20万人を突破。
1月の利用者数は昨年の同月と比較して、実に274%だといいます。

デッドスペースのマッチングサービスがヒットの理由

場所が用意されているのは都内が中心。これらをスぺイシーが取りまとめHP上で告知、貸し出します。
用意されているリストをみていくと、新宿や渋谷などの駅から徒歩5分程度の好立地ばかり、しかし定員が6名程度のものが多いですから10帖程度の細切れのスペース、オフィスには狭すぎて使いようがありません。
これらを1時間当たり数百円でレンタルします。

HP上で予約するだけですから、借りる方は手軽。
必要なものは長机と人数分のイス、あとはホワイトボードぐらいですから設備投資はほぼ不要、貸す方にとっても実に手軽です。

以前、狭小のテナントをレンタルすることによってネイルショップをオープンさせる事業をお伝えしましたが、これと同じ細切れの活用術。
デッドスペースになってしまう場所をどうにかしたい人と、使いたい人をマッチングさせるサービス、これもWeb全盛の時代だからこそのアイデアです。
なんだか、この手の記事には感心させられてばかりですね。

「細切れの時間を利用して、英語教材でもやってみようかしらん」

今回は、そんな気分になったのでした。