【押し花レンタル詐欺】は何故長期化の様相を見せているのか?

時間活用術とはかくも魅力的なものなのか

「細切れの時間を利用しましょう」、これは実に魅力的な誘い文句です。
空いた時間にコツコツと小さな仕事をして報酬を得られれば家計のプラスにもなりますし、何かの習い事を続ければ、ひょっとして物になるかもしれません。
「1日5分から、聞き流すだけで英語が身につく、スピードほにゃらら」あっ!まただまされた……

最近はやりのクラウドソーシングなんかもその類い。
でも考えてみれば内職なんかもそうですから、古くからあるのですね。この手の時間活用法は。

同様に内職詐欺なんてのも古くからありますね。
インタビューなどのテープ起こしをしてくれたら報酬を払いますが、その前にワープロ本体を購入し、講座を受けて下さい、費用は数10万円です!
…と、ワープロ買って受講したものの、仕事が紹介されないという手法。
古典的な手法ですが、まったく上手いこと考えますね。

時間活用術と出資商法で60億円!!

またか、と思わされる事件が起こりました。
今度は生花を加工して保存性を持たせた、プリザーブドフラワーをネタにした詐欺事件です。

押し花やプリザーブドフラワーの教室を主催し、制作する「アーチスト」を募集、10万円以上する有料講習を受講させて、その後作品制作の仕事を紹介する……といった手口だった模様。
一方で、作品を企業などに貸し出す事業の出資者も募集、去年までの7年間で約60億を集めていたといいます。

内職詐欺+出資詐欺、古典的な詐欺手口2つの合わせ技ですね。

返金の姿勢を見せていれば良いようで

しかし、今回の事件で目新しいのは合わせ技な点ではありません。
資金繰りが悪化すると、出資者に対して少額ずつでも返金するという合意契約を締結したりするなど、返金の姿勢を見せていれば、逮捕や摘発を回避できるといいます。
それで60億という多額の被害が出ているにもかかわらず事件が長期化しているとのことです。

安愚楽牧場とか、古くは豊田商事とかの出資詐欺と何が違うかと考えると、出資額が数10万円と低かったために、返金条件を新しくした契約締結なども比較的スムーズに進んだのでしょう。
老後の資金根こそぎ数1,000万とかなら、再契約しようにも被害者のテンションが違い難しいでしょうから。

小遣いレベルの金額の出資を広く募るか……なるほど、勉強になりました。
でもこれって、AKBとかあの辺と……あっ!!