【沈黙フェス レンタルセット】で流行の「サイレントディスコ」はいかが?

これをかければ鉄板でフロアが盛り上がるという「ダンスアンセム」なるものがあります。
結局はメジャーな曲だったりするので、なんでかなと考えてみたところ、フロアの音が悪いからという結論に達しました。
これはライブハウスなんかでもよく起こる現象でして、音が悪いもんだから聞こえない部分を、記憶で補って楽しむんですな。それだけPAシステムって不完全なものなんだな、と思ったりするのです。

完璧な音が流れるダンスフロア、流れてないけど

最近のトレンドになっているのが「サイレントディスコ」。
DJブースから流れる音楽をワイアレスのヘッドフォンで受信して楽しむという、「なんじゃそれ!」というイベントです。
世界中でそれなりに流行っており、同様のイベントは日本でもよくおこなわれるようになったといいます。

そこで、サイレントディスコのメリットをちょっと考えてみたのですが……

・騒音の問題がないから、場所を選ばない。
・風営法的にディスコで営業届を出さなくてすむので、場所や時間を問わずにパーティを開催できる。
・周りは何をやっているのか、全く理解できないので絵的に笑える。

こんなところでしょうか、それに加えて

音がいい

これが相当でかそうだ。4つ打ちしか聞こえない、不完全なPAシステムで踊らなくてもすむんですよ。完璧な音響のダンスフロア、ってことですな。

サイレントディスコのシステムが借りられる!!

何でもこのイベントをおこなうのに、必要なのはアツデン社のワイヤレスヘッドフォン「MOTO iD」だそうで、この手のイベントでシェア90%を占めているといいます。

そして、このMOTO iDをレンタルするサービスがあるのです。

「沈黙フェスレンタルセット」
送信機とヘッドフォン1台から借りられるプランは1,500円/1台。
機材セッティングからヘッドフォン貸出、回収をおこなうスタッフまで派遣してくれるプランだと16万円、これでヘッドフォン100台までレンタルできるといいます。
ということは、一人頭3,000円ぐらい取るとペイできそうですね。

でも、ブルートゥースの発信機をあちこちにおいて、ヘッドフォンは持参したものを使ってっていう形でおこなえないかな、このイベント。
通りかかった人のヘッドフォンにも混信したりして、面白そうなんですがそれは別の話ですね。

大瀧先生!!あんたって人は……

このアイデアどこかで聞いたなって考えていたら大瀧詠一でした。
大瀧先生、1981年に音はPAシステムを通さずに、FM電波に乗せるというライブをやっていました。

オーディエンスはFMラジオとヘッドフォン持参。音が流れていない(ような)ステージに向かって手を振ったり、笑ったり。
珍妙な取組みとされ、語り草になってはいますが、クリアな音でライブを楽しみたいって欲求はやっぱりあるんですよね。
期せずして、大瀧先生の先見性を証明することになった「サイレントディスコ」。きっと先生もあの世でニヤリとしているに違いありません。